乗馬ブーツにも様々な種類があります。今回は妻が馬場2級を受けるのにあたってロングブーツを購入しました。今回は実際の購入までの流れや、選び方、ショートブーツやチャップスとの違いを紹介したいと思います。
今回は妻がロングブーツを購入する際に参考にした、選び方や購入方法、道具の違いについてまとめてみました。
妻はロングブーツを購入するまでは、基本ショートブーツにチャップスの組み合わせで騎乗していました。
実際にロングブーツを買って良かったところや使い心地、チャップスとの違いなどを紹介します。購入の参考になれれば幸いです。
ロングブーツを購入したきっかけ
今回ロングブーツを購入するきっかけになったのは妻が馬場2級を受けるのためでした。
馬場競技の場合は正装が求められるため、例外を除いて基本ロングブーツを使用しなくてはなりません。※馬場の場合と書きましたが、大会や競技会では障害も基本的には正装が必要です。
自分も以前使っていた最初のロングブーツを購入したタイミングは、乗馬3級を受けるためにとりあえずと思い、既製品の合皮のものを購入・使用しました。現在は革のロングブーツを使用しています。
ショートブーツ&チャップスとの違い
ショートブーツ&チャップスに比べてロングブーツの方が足に馴染むまで少し時間がかかりますが、馴染んでしまえばショート&チャップスより馬への指示が送りやすくなります。実際に妻も履き替えて慣れてからは、ロングブーツの方が指示が馬に伝わりやすく乗りやすいと言っています。
その他にもロングブーツに拍車止めが付いているタイプでした。今まではレッスン中に拍車がズレてしまい上手く拍車を使えず姿勢が崩れてしまっていましたが、今は拍車がズレずに安定するので、同じ脚の位置で扶助ができ、姿勢が以前に比べてかなり良くなりました。
ショート&チャップスの利点としてはロングブーツに比べて価格が安く水や泥などのある場所でも気軽に使えます。また持ち運ぶ際にもコンパクトで場所を取らないのが良いです。
我が家では基本ロングブーツを使用していますが、悪天候の日や外乗に行く際はショート&チャップスを使用しています。
基本的にはチャップスは扱いやすく安価な物が多いですが、品によっては本革が使用されているなど価格・品質にも幅があるので、目的に合わせて選んでください。
また手入れに関してもチャップスの方が簡単です。合皮のロングブーツであれば手間は少ないですが、本革のロングブーツだとこまめなお手入れが必要です。
大会など競技に参加されるならロングブーツ、普段乗馬をするだけであればショートブーツ&チャップスなどで使い分けてもいいと思います。
また合皮のロングブーツについては、一時期使用していましたが毎週末にレッスンに使って約2年で寿命になりました。その後約3年本革のロングブーツをずっと使っていますが、特に痛みもなく今も同じものを使用しています。
手間はかかりますが、しっかりと手入れするなら本革のロングブーツの方が長持ちします。
ロングブーツの選び方
妻がロングブーツを購入する際にどのように選んだかを紹介したいと思います。
購入前にある程度希望の価格を決めてから探しました。また、探す際には何店舗かのカタログを見比べて、サイズが合うものをピックアップしていきました。
また購入はクラブを通してお願いしていたので、ブーツ選びの相談と足のサイズ測定も一緒にお願いしていました。
サイズからある程度ピックアップしたものの内から、まずはオーダーメイドにするか既製品にするかを選びます。オーダーメイドの場合は、自分の足に合わせて作られるため既製品に比べてよりフィットしやすいですが、値段が高く、物によっては手元に来るまで時間が掛かります。
既製品はある程度決められたサイズから選ぶので、オーダーメイドに比べて若干サイズが合わない場合もあります。ただ、インソールなどを使用して調整をすることができます。価格も既製品の方が抑えられています。
今回は予算との兼ね合いで、既製品の物を注文することにしました。既製品の場合、取り寄せてもサイズがあまりにも合わない場合などは、サイズ交換を受け付けてくれるお店もありますので相談してみて下さい。
ブーツに関してはサイズの他にも、色味や編み上げなどのデザインを選べます。色とブーツの編み上げについては、大会や競技に参加することが目的の場合は規定で決められたものを選びましょう。用途によっては使用出来ない、ということが無いよう必ず購入するブーツを確認して合うものを選びましょう。
今回妻が購入したロングブーツはこちらになります。
まとめ
今回は妻がロングブーツを購入した際の選び方や、どのような物を購入したかなどをまとめてみました。
我が家としてはロングブーツは購入して良かった馬具の一つになっています。大会や競技会、検定会などロングブーツが必要になる場面も多いので、早めに購入して慣れておくのもおすすめです。
今回の記事が購入の際の参考になれば幸いです。