今回は乗馬ライセンス3級についてになります。実際にどのくらいの鞍数で取れたの?どんなところに注意して練習したのか、筆記勉強はどうしたのかをまとめてみました。※変更があった分に関しては記事の更新をおこなっています。
※お知らせ12/27 令和4年4月1日より乗馬ライセンス3級の経路が変更になる予定です。変更後に改めて内容を更新します。
変更点についてまとめてみました。
乗馬ライセンス3級について実際に試験を受けて合格したまでをまとめてみました。
これから試験に向けてや、将来受ける時の参考になれればと思います。
乗馬ライセンス3級を受けるのに必要な服装や道具のまとめはこちらから
どのくらいで合格したのか
我が家の場合ですが、完全に初心者の妻が一から始めて取得するまでに約150鞍でした。
練習頻度によりますが、大体100~200鞍が合格した人が多いようです。
年数的には毎週週末に通って約2年くらいでした。
練習について
3級を取ろうと思ってから個人レッスンを頻繁に自分も妻も受けました。
またパートナーとなる馬も受けたいとクラブ側に伝えた時点で、乗る馬を決めてから集中的にレッスンをしました。
最初はパート、パートの練習を頻繁にしました。
その後慣れてきてから、まずは経路を回りきることを目標に失敗してもいいので経路を覚えていきました。
注意したところ
※こちらは2022年4月1日以前の旧3級経路についてになりますが、新経路と変わらない部分もあるので参考までにしていただければ幸いです。
妻が一番戸惑ったのは、横木通過だったそうです。
それまで馬で横木を跨いだことすらなかったので、最初は戸惑っていたため横木に入る前に減速してしまい、ちぐはぐした状態で超えてました。
注意点としては、あまり横木があるからと気にしない方がいいです。
リズム良く同じペースで越える時になって慌てるのではなく、事前に準備を終えた上で横木に向かうといいと思います。
これは普段自分(夫)は障害を飛んでるので意識してるのですが、障害を飛ぶにも馬を障害に向けた時には準備が完了している状態で向かって行ってます。
今のうちから意識しておくとこの先障害をチャレンジしたくなった時に、役に立つと思います!
自分(夫)が一番注意したところは駆足の巻乗りでした。
ここも巻乗りで馬が減速してしまい、駆足が続かなくなってしまうことが多いと思います。
失敗例として巻乗りが小さくなってしまい、馬が窮屈になって駈足が続かなくなったり、巻乗り中にスピードが落ちて維持できなくなってしまうなどがあります。
巻乗り中はスピートが落ちやすいので、いつもより推進を意識してペースが落ちないようにすることと、ちょっと普段より巻乗りを大きめに意識した方が小さくならなくていいと思います。
あとはバランスなんですが、巻乗りを意識しすぎて自分の身体が傾いちゃってる人も多いと思います。
逆にしっかり真っ直ぐ乗った方が回りやすいと思うのでちょっと意識してみたらいいと思います。
経路図
※2022年4月1日以降から下記の新経路に変更になっています。
経路について
まずは入場から停止まで、ここは最初から元気よく真っすぐ入場します。
だらだした状態で入場してしまうと馬も集中できていなくて、上手くできてたことも失敗してしまいますので最初から元気よく入場しましょう。
経路中は一定のペースで回ることを意識した方がいいです。
ただし、後半駆足で馬がテンションが上がってきてペースが上がったりすることがあるので、一定のペースを維持できるように意識した方がいいです。
各運動については地点、地点で遅れないように正確に運動を始めることと、途中で駆足が止まってしまっても慌てずにすぐ出し直した方がいいです。
あとは失敗しても落ち込まないで最後までしっかり回ることだと思います!
筆記試験について
筆記に関しては5級、4級の項目に加え、蹄の名称及び馬場運動の図形等となっています。
問題はレッツエンジョイライディングから出題されるので、範囲は決まってるので丸暗記しちゃった方が確実です。
※2022年4月1日以降から下記の範囲から出題になっています。
- 5級、4級の項目に加え、蹄の名称及び馬場運動の図形等
- 鞍の部位の名称
- 蹄の名称
- 運動の名称
- 手入れ道具について
- 回転について
- 馬の動き方について等
我が家では蹄などをノートに自分で絵を書いて覚えてました。
出題内容については大きく変化がないとは思いますが、変更がされる場合があるので参考までに、蹄の名称と鞍の部位の名称、手入れ道具について覚えるといいと思います。
レッツエンジョイライディングをしっかり読んでおけば筆記に関しては問題ないと思います。
まとめ
今回は乗馬ライセンス3級について、実際に我が家夫婦二人のどんな練習や注意して検定に臨んだのかをまとめてみました。
3級は最初の大きな壁になると思いますが、乗馬から馬術へと変化していく道でもあります。
この先は馬場や障害へと進んでいくので、まずはこの3級から経路に慣れていくといいと思いますし、目標にするにもいいと思います。
今後も売り馬情報や自馬について以外にも、実際に自分が持ってるライセンスや大会についても書いていこうと思います。
この記事を通して、ライセンス取得の成功を後押しできれば、幸いです。