【乗馬】乗馬技能認定 馬場1級に向けて【第2課目C】

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まうたま
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クラブの検定会で夫が馬場1級を受けて見事合格しました!今回は馬場1級に向けてどのような練習をしてきたのか、実際に検定を受けて感じたこと、筆記試験についてなどをまとめたので、今後馬場1級を受けられる方や目指している方の参考になれば幸いです。

馬場1級を受けるに際して、一度も経路を踏んだことがない状態から第2課目Cの練習を始めました。部分的には練習したことはありましたが、実際に頭から終わりまで踏んだことはなく、今回本格的に練習を始めてから初めて経路を踏みました。

どのくらいで合格したのか

基本的に夫は障害をメインにレッスンを受けています。そのため合計鞍数は障害を含めており、全体の鞍数が約450鞍でした。また馬場練習に関しては北海道在住のため、雪が降る冬季の間のみ馬場をメインに、それ以外の期間は障害をメインに練習をしています。

馬場メインで上達の早い人は300鞍くらいで合格している人もいるようですが、概ね400~500鞍もあれば合格できそうな感じです。ちなみに年数で換算すると、乗馬を始めてから5年かかりました。

夫は約15年前に一度は馬に乗っていた時期があったのですが、ブランクがあるのでほぼ最初からやり直したような感じです。

練習を始めて

まずは練習を始めてから感じたこと、重点的に練習したことについてです。

経路練習を始める際に重視した練習は、シンプルチェンジと15mの輪乗りでした。それ以外の部分は第2課目Bに似た内容があり、Xからの左右の10mの輪乗りも基本的な部分になるので、左右の切り替えだけ注意すればそこまで難しく感じませんでした。

若干戸惑ったのはXで停止してAから、第2課目Bでは右へ曲がっていたのが、第2課目Cは左になっていたことでした。

15mの輪乗りについては馬場を縦に4分割して、馬場の3分目が円の頂点に来るように意識して練習していました。また円を気持ち大きくなるように気をつけました。円が最初から小さくなってしまうと修正が難しいですが(円が小さいと馬が窮屈になって駈歩を止めてしまったりとデメリットが大きいため)、大きく回れば多少図形が崩れても修正が効くので、最初から大きく回るようにしていました。

シンプルチェンジについては、しっかりと内方姿勢を取り、シンプルチェンジに入る前に歩度を詰めて駈歩から常歩に移行、常歩に入った時には馬の姿勢を入れ替えて逆駈歩で発進にならないように注意して練習していました。馬を真っすぐのままシンプルチェンジをすると、馬が伸びてしまい、常歩に移行せず速歩を挟んでしまうことが、練習を重ねるうちに分かりました。意識して内方姿勢で馬を詰めた状態だと成功率が上がりました。

あとは明確な移行を意識したり、図形を正確に描くようにしました。この辺りは第2課目Bと同じで馬場では一番大事なことだと思います。

経路図

※お借りしたデータの元ページはこちら

筆記試験について

筆記試験の内容は以下です。

レッツエンジョイライディングから出題

  • 頭部、肢部の白斑について
  • 馬の病気について
  • 運歩の順序や、移動距離について

JEF競技会規定より出題

  • 国際馬術連盟 馬場馬術規定より出題

筆記試験では、レッツエンジョイライディングのこの範囲から2つ出題されました。そのため出題部分を暗記すれば問題ないです。

JEF競技会規定については基本的なルールからでした、競技で注意する部分や使用可能な馬具などを覚えておくといいと思います。

それ以外には二蹄跡運動などの横運動について勉強しておくといいと思います。

まとめ

今回は乗馬技能認定 馬場1級についてのまとめでした。

実際に練習をしたり、経路を踏んで感じたのは、順当に馬場2級から難易度が少し上がったような内容でした。馬場の練習をしっかりとしていれば応用も効くので、すでに2級を取得しているのであれば取得を目指してチャレンジしてみるのも良いと思います。

夫としては、馬場1級合格で馬場は一区切りがついた感じなので、来年はもう一方の障害1級を目指したいと思っています。

検定会前に一度、大会で第2課目Cで出場もしており、そちらでは2位を取ることができたので、大会については後日別の記事でご紹介します。

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乗馬試験について