今年度から馬場2級の採点が上がりました。そのため以前に比べて難易度が上がっています。今回は実際に自分(夫)が2級を取るまでやった練習内容などをまとめました!今後2級を受ける方の参考になれば幸いです。
今年度から馬場2級の合格基準がA2課目55%以上へと変更になりました。以前は48%以上だったため、以前に比べてかなり難易度が上がっていると思われます。
馬場2級(A2課目)について
自分(夫)が2級を取得した際の審査では55%程度(変更前の採点基準)でした。その後、大会やクラブ内競技会など何度かA2課目を踏む機会がありましたが、最高でも58.93%でしたので、採点を上げていくのはかなり難易度が高いことと思います。
小さなミスでも採点に反映されるため、可能な限りミスを減らし正確に経路を回る必要があります。
また今回からの採点でどれだけ影響がでるかはわかりませんが、ハミ受けに関しては完ぺきに出来ていなくても大会での採点に大きくは影響を受けませんでした。どちらかといえば、図形の正確さや移行などをしっかりと見られている印象です。
実際に58.93%を取った時のまとめも載せておきます。参考にしてみてください。
A2課目に向けての練習
ここからはA2課目に挑むにあたり、どんな練習をしていたかを紹介していきます。
まず一番最初に大事なのは経路を覚えることです。経路がしっかりと頭に入っていないと経路の途中で迷ってしまい、経路を間違えたり、馬に間違った扶助をしてしまいミスが多くなってしまいます。
可能な限り経路をミスなく正確に踏む為にもしっかり覚えましょう。
経路が不安な場合は、内容よりもまずは一通り回れるようになることから覚えた方が上達も早いです。
実際の練習について、まずはパートごとに練習していくことになります。そのなかでも特に重要なのはスムーズな移行です。A2課目からは経路を進んでいる最中に行う移行が多くあります。
「歩幅を伸ばした速歩」や「歩幅を伸ばした駈歩」、「駈歩から速歩そして常歩への移行」など多様な移行があります。
またA2課目の採点の着眼点にも「スムーズな移行」、「明確でスムーズな移行」という項目が多くあり、それだけ採点に大きく影響します。
下記の採点表を見ると良くわかります。
そのため特に常歩、速歩、駈歩へのスムーズな移行の練習が重要になります。普段の練習の中でも意識して、常歩から駈歩や速歩から常歩、歩度を伸ばしたり戻したり等の練習を行ってみて下さい。はっきりと分かりやすい移行ほど採点が伸びます。
また3湾曲蛇乗りは姿勢が入れ替わるごとに内外の区別をしっかり取ることが大事になってきます。その際に内方姿勢ができていると安定します。
内方姿勢についてはこちらにまとめてあります。
紹介した内容を練習すると採点の改善に繋がると思います。
最後にコンタクトの練習などで折り返し手綱を含む補助具を使用する練習もありますが、馬への扶助が強い補助具になるので使用の際は十分に注意して行いましょう。
まとめ
今回は馬場2級試験を受けるにあたり、A2課目の練習についてまとめてみました。
最初はなかなか採点が伸びずに悩むことも多いと思います。今回紹介した練習以外にも実際の経路練習の様子を撮影して見直したり、上手な人の動画を観るのも上達への参考になります。
今年は妻が馬場2級を受けようと考えています。その練習過程についても後日まとめていきますので、そちらも参考になれば幸いです。