【乗馬】この夏挑戦してみませんか?障害馬術への入門【おすすめ】

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まうたま
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障害馬術競技は、馬場内に設置された様々な障害を決められた順番通りに走行飛越して、いかにミスをせず、早くゴールすることを競う競技になります。馬と一緒に障害を飛越するのは難しそうに思えますが、低い障害を飛ぶだけならすごく難しい技術は必要ありません。

障害飛越といえば高い壁のような障害を飛越するイメージがあり、難易度が高そうだから自分には無理と思われる方もいると思います。

ですが、高い障害を飛ばなくても低い障害でも十分飛越を楽しむことができます。

今回は障害飛越に興味がある方や挑戦してみたい人向けの記事になります。

障害馬術競技とは

障害馬術には様々なスタイルの競技がありますが、大きく分けて2つの種類があります。

  • 『標準競技』 標準競技は障害物の落下を減点とし、減点が少なく協議を終えられた人馬が上位となります。最小減点者が複数いる場合は、最もタイムが早い人馬が優勝します。また同点の人馬がいた場合は障害物を減らしたジャンプオフという1位決定戦で優勝を争います。
  • 『スピード&ハンディネス』 スピード&ハンディネスは、落下による減点をタイムに換算し走行タイムに加えた、タイムアタック形式の競技です。

どんな障害があるの?

障害馬術競技の障害には様々な種類があります。

  • 『垂直障害』  垂直障害は奥行きのない単発の障害です。様々な色や模様が入った板などが設置されてる場合もあります。
  • 『オクサー障害』 オクサー障害は垂直障害を2つ並べた高さと幅のある障害です。後ろより前の方が少し低い段違いのものと、2つとも同じ高さの平行なものの2種類があります。
  • 『コンビネーション障害』 コンビネーション障害は垂直障害やオクサー障害が2、3連続で設置されており、それらを続けて飛ぶ障害です。

これ以外にも水濠障害やクロスカントリー競技で使われる固定障害など様々な種類があります。

障害馬術を楽しもう

障害馬術について簡単に紹介しました。ここからはどのくらいで飛べるようになるか、どんな練習が必要なのか?についてお話します。

障害を飛ぶためには駈歩である程度安定して乗ることができ、思った方向に馬を誘導することができれば飛ぶことができます。ライセンスですと3級程度でできるのではないでしょうか。

まず初めに、障害を飛ぶ練習としてツーポイントで駈歩をする練習をすることになります。ツーポイントとは鞍に騎座をつけず浮かせた状態で騎乗することです。お尻を浮かせたままのツーポイントの姿勢で騎乗することによって、馬の背中への負担が減って前進気勢が増します。

最初は常歩の状態でツーポイントで立っていられる練習から始まり、速歩、駈歩の順番で徐々に慣れていきます。

障害飛越については、最初は横木を跨ぐところから始まり、2本のバーをクロスさせたクロスバー障害へと進んで徐々に高さを上げていき、最終的に垂直障害やオクサー障害の練習をしていきます。また最初は速足で障害を飛び、慣れてきてから駈歩で障害を飛んでいきます。

競技会などに参加することを目指すのでしたら、連続障害やコース練習など練習が必要になってきますが、低いクロスバー障害ならそれほど時間もかからずに飛べるようになります。また低い障害でも思った以上に飛んでいる感覚があるので、飛越を十分に楽しむことができます。まずは低い障害から挑戦してみて、慣れてきたら徐々に高い障害を飛ぶことを目指すといいと思います。

最後になりますが、必ずエアバック等の安全装置の装着を推奨します。例え低い障害でも万が一の場合には大けがになることもありますので、障害を楽しむためにも必ず装着して下さい。

まとめ

障害飛越は見た目にも迫力があり、馬と一緒に障害を飛ぶのは普段の馬場とは違った楽しみがあります。最初は飛ぶことが怖いと感じるかもしれませんが、徐々に慣れてくるともっと高い障害を飛んでみたい!と思ってしまうほどの魅力があります。

少しでも障害に興味があれば挑戦してみて下さい。きっと障害の楽しさに目覚めると思います!

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