
今回はターボの蕁麻疹と皮膚病についてになります。環境の変化や新しい場所に慣れていないためか原因不明の蕁麻疹と皮膚病になってしまいました。現在はいろいろ試した結果、蕁麻疹も皮膚病も完治しており再発もしなくなりました。完治に至った経緯までをまとめてみましたので、対策の参考になれば幸いです。
最初にターボが来た時点で軽い皮膚病が出ていました。すぐに皮膚病に効くシャンプーを使用したところ改善され、しばらくは問題なかったのですが、丁度来てから1ヶ月経った頃に今度は蕁麻疹が発症しました。ここから治ったり出たりの繰り返しが始まりました。
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時系列について
ここからは時系列で、どんな対応をしてどんな効果があったかを紹介していきます。
※あくまでターボに効果があっただけなので、参考までに留めて下さい。また必ず獣医師などに確認して自己責任でお願いします。
最初の対応
皮膚病に関しては来た当初から4肢の菅とタテガミの一部、後日にお尻に脱毛が見られました。

この時はクラブの先生と相談して、以前同じような症状が出た他の馬に効果があった薬用のシャンプーを紹介してもらいました。使用したところすぐに効果が出て、早い段階で完治しました。
最初の蕁麻疹は胴回りに集中して出ました。軽かったこともあり広がることもなく早い段階で収まったのですが、その後何度か「治る」と「ちょっと出る」を繰り返していました。

食べ物なども疑いましたが、以前暮らしていた馬房が寝藁ではなく「おがくず」を敷いていたので、同じ環境にする、夏の終わり頃で汗を掻きやすい時期だったので、肌に優しいシャンプーを使ってこまめに汗を流すことを心がけました。
しばらくしたら完全に収まり、再発しないまま冬になりした。
蕁麻疹の再発と皮膚病
冬になり雪が降り始めたタイミングで再度蕁麻疹が発症しました。前回よりも広範囲に出ており、急な寒暖差と環境の変化からくる疲れが原因かと考えました。

そのため、寒さに慣れるまで暖かい格好をさせてみたり、ストレスが掛からないように気を付けたのですが改善はされませんでした。
蕁麻疹が長引いていたら、今度は蕁麻疹になった部分の皮膚が薄い場所に皮膚病が出てしまいました。冬場でしたが薬用シャンプーを使用して可能な限り清潔に保つようにしたり、馬着も陽が出ている時は日干ししたりしました。薬用シャンプーの使用に関しては獣医師の意見を参考に行っています。
なかなか原因が掴めませんでしたが、「以前クラブの他の馬で、肌が乾燥しやすく肌荒れしやすい子がおり、その子にアマニオイルを給餌したところ改善したので試してみないか。」と、クラブの先生からご提案がありました。
早速、飼い葉にアマニオイルを加えて貰ったところ蕁麻疹が減っていき、2週間くらいで完全に蕁麻疹は消えました。皮膚病に関しても新たに発症はせずに、綺麗に瘡蓋になって徐々に剥がれ落ち、下から新しい毛も生えてきました。
顔にも皮膚病が出ていましたが、瘡蓋になって剥がれて下の画像のようになってきました。

投薬についても考えてはいたのですが、可能な限り薬は使いたくなかったのと根本的な解決にはならない可能性があったので(投薬が効いても効果が切れたら再発したりするため)、投薬に関しては最後の手段と考えていました。
皮膚病に関しては酷い場所だけ抗菌剤のクリームは使用しました。クリームに関しても獣医師の判断のもと使用しています。
その後について
改善してからは雪が降ったり、急激な寒暖差がある日でも蕁麻疹は発症しないまま、現在に至ってます。皮膚病についても新たに発症はしてません。
アマニオイルの効果もあったのか毛艶も良くなりました!

上がアマニオイルを与える前、下が与え始めて2週間頃です。

まとめ
今回はターボが発症した蕁麻疹と皮膚病についてをまとめてました。
皮膚病はなかなか原因が分からないことが多いです。血液検査等で調べることも可能なようですが、原因特定に至らない場合もあります。
まずは発症した場合は以前と変化したことはないかなどを考えて、違いがあれば元に戻すなどして試してみるのも手かと思います。
詳しいことは専門家ではないので、必ずしも同じようにしたら改善するとは断言できませんが、ターボに関しては今回の対応で改善したので、情報共有も兼ねてまとめてみました。
今後も自馬のトラブルなどあれば情報を発信していくので、少しでも参考になれれば幸いです。