鞍にはいろいろな種類があります。用途に合わせて適切な鞍を使うことは技術の向上にも繋がります。我が家では妻が馬場鞍、夫が障害鞍を持っているので、自分の鞍を持って良かったところ、悪かったところや費用などを紹介します。
乗馬をしていると自分の鞍が欲しくなったりしませんか?
我が家でも徐々に技術が上がっていくなかで、クラブの貸し出し鞍だと毎回違う鞍を使うことになり、鞍によって乗り心地が変わってしまったり、前の人が使った後に鐙を調整したりする手間が発生するなどがありました。
実際に我が家で自分の鞍を持って良かったところ、悪かったところ、また自分の鞍を持った方がいいのかの疑問についてまとめてみました。
鞍の種類
鞍を選ぶ際には3種類があります。ウェスタンに関しては別になりますので、今回は省かせていただきます。
- 総合鞍 馬場鞍と障害鞍の二つの中間のような鞍です。
- 馬場鞍 馬場馬術に適した形状になってます。あおり部分が長く、後橋がせり上がっておりより騎乗者が深く座れる構造になっているので、より騎乗者の騎座が安定しやすくなっています。
- 障害鞍 障害を飛ぶのに適した形状になっており。ツーポイントはしやすいようにあおり部分は短く、後橋は低くいため障害を飛んでも後橋にお尻が当たりにく構造になっています。
我が家が持っている鞍
我が家では現在この2種類の鞍を所持しています。
馬場鞍
障害鞍
馬場鞍と障害鞍は両方とも中古鞍になります。
障害鞍は中古で購入しました。馬場鞍は知り合いの馬友さんから譲ってもらったものになります。
良かったところ、悪かったところ
ここからは実際に鞍を持っていて良かったところと、悪かったところになります。
妻と夫それぞれの視点でまとめました。
良かったところ
妻は、馬場鞍を使っており鐙の長さがある程度最初から決まった状態で馬装できるのが楽、エアバックの金具を最初から付けたままにできる。鐙や腹帯など自分の好きなようにカスタマイズが可能。また騎乗姿勢が以前に比べて綺麗になった。
夫は、障害をメインでやっているのでツーポイントのしやすさ、障害を飛ぶ際の随伴がやりやすくなりました。また大会に出ることも多いので自分が使い慣れている道具で普段通り乗れる利点があります。
また両方あるので夫が馬場練習をする時に共有したりもできます。
中古鞍でしたが、リーズナブルな値段で購入できたことと、最初から革が柔らかくすぐ乗れました。ものによっては鐙などがセットになっている場合もあるので、そちらもメリットになります。
悪かったところ
自分達の鞍になるので、クラブに鞍を置くのに鞍置き代がかかってます。また定期的な手入れが必要になるので手間がかかります。
中古鞍を我が家は購入しましたが、やはりそれでもなかなかの費用がかかっており、鞍以外にもゼッケンや鐙、腹帯など鞍以外にも費用がかかっています。
自分の鞍は持った方がいいの?
我が家的には費用面のリスクもありましたが、実際に自分の鞍を持ったことには大変満足しています。
購入の際には中古鞍だったため、試乗もできたのもよかったです。
もし実際に鞍を買うならできれば新品の鞍の場合でも試乗鞍があれば試乗した方がいいです。また中古鞍の場合も写真と実物で違う場合もあるので、確認可能なら必ず実物を見てから決めることをお勧めします。
あとは馬場に進むのか障害に進むのかで鞍が変わってくるので、どちらに進むのか決めてから購入しても遅くないです。個人的には総合鞍は障害ならありだと思いますが、馬場に関しては馬場鞍をおすすめします。座りやすさが違いますし、馬場鞍にしてから姿勢の改善にも繋がりました。
まとめ
なかなか高価なものになるので気軽に買うことはできませんが、この先長く乗馬を続けていくのなら自分の鞍を持つのはありだと思います。
ただし購入前には必ず下調べをして、試乗可能なら試乗してから購入することをおすすめします。
また我が家では将来自馬を購入する予定になっているので、自馬を購入後は自馬に合わせて鞍も変えていくことになっていくので、環境によって最適解も変わってきます。
少しでも今回の内容が参考になれれば幸いです。