【乗馬】馬のお手入れ方法【初心者向け】

乗馬
スポンサーリンク
まうたま
まうたま

明けましておめでとうございます。 今年最初の記事は馬のお手入れ方法についてまとめてみました。普段何気なくしているお手入れですが、 みなさんはちゃんとしたお手入れ方法でお手入れしていますか?改めて一緒に確認してみましょう!

明けましておめでとうございます。去年はたくさんの方に拝読して頂きありがとうございました。2022年も皆様のお役に立てる内容をまとめたり、自馬購入に向けて頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、普段何気なくしているお手入れですが、実はお手入れする時にちょっとしたポイントに気をつけることで、怪我や病気を未然に防いだり、予兆に気づくことができます。

競走馬の牧場で働いていた夫が、普段どんなところを注意してお手入れしていたのか、またどういった順番で行っていたのかを紹介したいと思います。

馬達もより快適に過ごせ、普段のお手入れをワンランク上げる、是非知っていただきたい内容です!

馬のお手入れ方法

みなさんは普段どういった順番で馬のお手入れをしていますか?

ちゃんとしたお手入れ方法を知らずに、なんとなくこうかな~という手順でずっとお手入れしてきた方もいるかもしれません。もしくは自分のお手入れ方法が、正しいのか不安に思っている方もいると思います。

改めて一緒にお手入れ方法を確認してみましょう。

お手入れ方法(乗る前)

必ずお手入れ前に、お手入れ道具が全て揃っているかを確認して下さい。

また、バケツに水かぬるま湯と汚れて良いタオルを用意しておくと、スムーズにお手入れができます。

馬房から出して洗い場に繋いだら、まずは蹄に詰まったものを「てっぴ」を使って掘りだしましょう。その際に蹄鉄が緩んでいないかも一緒に確認しましょう。

馬房にいる間に蹄に詰まった汚物や糞尿をそのままにすると、蹄病(ていびょう)の発症の原因になるので、しっかりと掘りだしましょう。ただし、あまり深く、強い力で掘ってしまうと逆に傷つけてしまい蹄病(ていびょう)の原因になってしまう場合があるので注意が必要です。

蹄についてはこちらで詳しく紹介しています。

蹄の手入れが終わったら、先ほど用意した水かぬるま湯でタオルを硬く絞ってから、顔を拭いてあげましょう。目ヤニ等は優しく拭きとり、鼻なども汚れているので優しく拭いてあげましょう。

次にブラシを使って毛並みにそって全身をブラッシングします。寝藁やゴミなどが付いていたら落としてあげましょう。泥などで汚れていた場合は、ブラシをする前に固く絞ったタオルで拭き取ってからブラシをかけるといいです。

たてがみや尻尾の毛は毛の中にゴミがからまっている場合があるので、しっかりとお手入れしましょう。その際に毛が絡まってお手入れしずらい時があると思います。そんな時には、こちらで紹介したトリートメント剤がとても役に立ちます。

お手入れ方法(乗った後)

乗る前と一緒で、道具を用意してからお手入れを始めましょう。

乗った後のお手入れでは、運動中に怪我をしていないかも一緒にチェックしながらお手入れしましょう。

全身をゴムブラシを使って円を描くように動かして馬体をこすり、フケや汚れを起こします。その後、ブラシを使ってフケや汚れを取り除きます。ブラシは時々、ブラシに詰まった毛やゴミを取りながらお手入れしましょう。

運動後は馬も汗をかいているので、顔や股の間やお尻など汗をかきやすい部分を水やぬるま湯で濡らしたタオルを使って優しく拭きましょう。耳の後ろやたてがみの付け根なども、忘れずにお手入れしましょう。

夏など汗をたくさんかく時期は、馬全体を水で丸洗いしてしまってもいいと思います。ただし、洗い終わった後にしっかりと水切りをして、乾いたタオルで優しく拭いてあげましょう。

蹄も乗り終わった後に再度お手入れします。テッピを使って蹄の裏を掘ります。砂やゴミなどが詰まっているのでかき出し、ブラシを使って水で流しながら洗います。官から下に向けて水を流しながら足周りについた汚れも落としましょう。

肢を洗い終わったらきれいなタオルで拭いてあげましょう。蹄球などに洗った汚れや水が溜まりやすいのでしっかり拭きましょう。

最後に蹄油を塗ったら終了です。

まとめ

今回は馬のお手入れについて簡単にまとめてみました。

お手入れは馬との大事なコミュニケーションです。また、馬の病気や怪我の早期発見にもなりますので積極的に行ってあげて下さい。

普段乗せてもらっている馬への感謝を込めて、優しくお手入れをしましょう!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
乗馬技術・方法