【乗馬】馬房からの馬の出し入れについて【初心者向け】

乗馬
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
まうたま
まうたま

今回は基礎的な馬房からの馬の出し入れについてまとめてみました。普段何気なくしている、馬房からの馬の出し入れについて改めて一緒に確認してみましょう。

普段みなさんはどういった馬房からの馬の出し入れをしていますか?クラブによっては、自分で馬を出し入れしたりしない場合もあってやり方がわからない、または馬房で馬を捕まえる時に威嚇されてしまったり、なかなか捕まえさせてくれない、など様々なトラブルや悩みもあるのではないでしょうか。

今回は元競走馬の牧場で学んだ、馬房からの出し入れで注意するポイントを紹介したいと思います。馬を扱う際に参考になるかと思います。

馬房からの出し入れ

普段馬達は馬房で生活しています。そのため馬装を行う際や運動後など、毎回馬を馬房から出したり・戻したりする必要があります。

馬房から出す場合

まずは馬房から馬を出す時に注意して欲しいのは、必ず声をかけながら馬房に入って下さい。急に馬房へ入ると馬が驚いてしまい、驚いた馬に噛まれたり蹴られるなどして最悪怪我に繋がる可能性があります。

捕まえる際にも、急に掴もうとすると馬が驚いてしまい、なかなか捕まえさせてくれない場合があるので、捕まえる際にも必ず声をかけながらゆっくりと優しく捕まえて下さい。

また馬によっては人を見分けて逃げ回る馬もいます。上手く捕まえることができる、または馬を良く知っていて扱いが上手い人なら問題なく捕まえることができますが、そうではない方は無理をして捕まえようとしないで下さい。とても危険ですので無理をせず、すぐにクラブの先生などに伝えて捕まえてもらいましょう。

捕まえる際はチェーンや馬柵棒(ませんぼう)越しに無口を付けたり捕まえたりせず、必ず馬房内に入ってから無口を付けたりして下さい。

何故馬房内で捕まえる必要があるかというと、「人が捕まえようとしても、急に後退することで人がチェーンなどに阻まれ逃げおおせた」という経験から、人に従わなくてよいと覚えさせないほか、馬自身のテリトリー(馬房)内で捕まえることによって人がリーダーだと認識させるためです。

馬房に戻す場合

次は馬を馬房に戻す時の注意についてです。戻す際に馬を先に歩かせ、馬房の入り口に馬の頭が入った瞬間に、引き手を外して馬房に戻してしまう人が稀にいます。

これはとても危険な行為です。入り口で馬体をぶつけてしまう危険や、馬に馬房の入り口に差し掛かかると急いで戻ろうとする癖がついてしまうなど、馬にとって良くないことになります。必ず人が馬房内まで先導しましょう。

手順としては、馬と一緒に馬房に入り、左回転で馬の顔を入り口に向けてから愛撫をして離します。また、焦らずに人が馬房の外に出てからチェーンや馬柵棒(ませんぼう)、扉などを閉めましょう。

まとめ

今回は馬を馬房からの出し入れする際のポイントについてまとめてみました。

最初は馬房から出すのも怖いと感じる人もいると思いますが、しっかりと手順を確認しておこなえば馬も指示に従ってくれます。

馬が安心して行動できるよう、もう一度手順を確認してみましょう!

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
乗馬技術・方法