【乗馬】馬に合わせた適切な馬具を使う【知識】

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まうたま
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妻から先日、手綱が乗る馬によって違うため握りやすい、握りにくいがあり自分用の手綱が欲しいと言われました。確かにクラブなどで毎回乗る馬が変わる場合、手綱以外にもハミの形が違ったり、装着する馬具が異なったりと、馬に合わせていろいろ使用する馬具が変わってきます。自分(夫)的には当たり前と思っていたことも、改めて考えると初めての方からしたら疑問に思うかもしれません。今回は馬と馬具の関係について解説します。

普段馬に乗っている方なら当たり前かと思いますが、馬によって使用する馬具は異なります。

ハミだけでも用途に合わせていろいろな種類があります。恐らくですがクラブなどの馬を見た時に、まったく同じ道具で馬装をする馬はいないと思います。

馬に合った馬具

馬に乗る際に馬具が合わずに乗りずらいと感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし仮に乗る人が乗りやすいように馬具を合わせた場合、確かに騎乗者は乗りやすくなりますが、馬にとっては適切な馬具を使われなかったために、馬の動きを阻害してしまい、変な癖がついたり馬の怪我などにも繋がります。

以前実際にあったのですが、鞍を置く際に轢くボアやゲルパッドを、その馬が普段使用している適切なものを使用しなかったために背中を痛めてしまったことがあります。また拍車なども体型によっては長さが合わず、当たり過ぎて拍車傷を作ってしまう、というケースもあります。

馬に合わせた適切な馬具を使うことによって、いろいろなトラブルを予防することにも繋がります。

人に合わせても問題ない馬具

また逆に、人に合わせても問題ない馬具もあります。

例えばヘルメットやグローブなどの人が装着するものや、鐙や鐙革など馬に影響が少ないものであれば問題が起こることが少ないです。

手綱なども手に合わせて握りやすい自分専用の物を持つことも可能ですが、クラブで乗る馬が毎回変わる場合は、ハミを馬に合わせてあるので都度自分専用の手綱だけを乗る馬に合わせて変えるのは現実的ではありません。ただし自馬なら馬と自分に合ったものを選べるので、用途によっての交換も容易です。

グローブやブーツなどを変えてみるだけでも乗りやすさに違いが出ます。

もし手綱が握り辛い場合は、グローブをグリップの効いたものや、指を曲げた際に握りやすい薄手のものや柔らかいものを選ぶとかなり改善されます。

鐙についても踏む部分に角度が付いた踏みやすいものや、つま先から脱げにくいなどの工夫がされたものもあるので、自分にあったものを選んでみて下さい。

まとめ

今回は馬に合わせた適切な馬具について、簡単にですがまとめてみました。

使う馬具によっては乗りやすさが変わるものもあります。ただし、馬術は馬と人が一緒に行うスポーツです。自分だけでなく、馬にも合わせた適切な馬具を使うことが大切です。今以上に馬との調和がとれた「人馬一体」を目指すためにも、使う馬具についても考えてみるといいと思います!

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